中年ひろゆきのブログ

保有資格:基本情報技術者 、OracleMasterSilver 、OracleMasterBronze、OracleJavaSilverSE8 、日商簿記2級、日商簿記3級

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日商簿記検定3級と2級の合格体験談とその後

今日は15年前に取った日商簿記検定の3級と2級の話についてしたいと思います。

 


 



 

<資格を取ったきっかけ>

当時の自分は三流大学卒業後、就職もせず絶賛フリーター生活中でした。

アルバイトの面接を受ける際に提出する履歴書の『資格』の欄に普通自動車の免許しか書けないことが寂しくて、在学中ちょっと勉強した簿記でも取ってみるかと思って受けることにしました。

「簿記の資格って人気あるらしい。」、「履歴書にかけたら欄も埋まって箔がつくだろう。」日商簿記1級はしんどいが、2級までだったらいけるだろうという、とてつもなく適当な理由から勉強を始めましたた。

 

<取って良かったこと>

簿記の知識は会社の数字に関わることなので、勘定科目を知っているだけで結構役に立ちました。

フリーター後、小売業で正社員として働いていましたが、人事部の人が簿記の資格持っていた自分に、「日商簿記1級取ったら経理部で働かせたあげるぞ。」と声をかけてくれたりしました。(めんどくさくて1級は受けませんでしたが、、、)

あの時ちゃんと勉強して正社員続けていたらまた違う人生送っていたと思います。。。。

ちなみに今は個人事業者なので日々の取引を帳簿の記入をしているのですが、この時の知識がなければ仕訳の入力ができていなかったのではないかと思います。

また、一年に一度行う確定申告もなかなかしんどかったのではないかと思っています。

なので資格を取得のために勉強してよかったと今でも思っています。

 

 

<悪かったこと>

当時「簿記の資格取ったら経理の仕事に応募できるかな。」と思っていましたが、経理の仕事の募集は断然女性の方が多いです。十数年前ですが、露骨に「女性歓迎!!」みたいな募集がされていて、応募したら秒で断られました。

「そりゃ、一緒に働く経営者も経理が男より女性の方がいいよな。」と思い、簿記の資格を活かした就職はとっとと諦めました。

簿記の資格を取得して経理系の仕事にすぐに就職というのはなかなか厳しいようです。

そしてせっかく取得した日商簿記の合格証書も自分以外の人間に見せる機会はこの15年一度もありませんでした。履歴書に書いても確認なんてされません。誰も見てくれず、なんか寂しいので合格証書の画像載せときます。

 

 

 

<当時の勉強方法>

学校に通うお金をケチったので独学で資格を取得しました。

当時と今では日商簿記2級の難易度は上がっているようですので参考までに。

(基本知識をつける)

  簿記の参考書は色々ありますが、個人的にはTACの参考書が一番わかりやすかったです。

テキストとトレーニングを交互に行うことで基礎知識をつけることができます。

 

【3級】


合格テキスト 日商簿記3級 Ver.14.0 [ネット試験・統一試験 完全対応](TAC出版) (よくわかる簿記シリーズ)


合格トレーニング 日商簿記3級 Ver.14.0 [ネット試験・統一試験 完全対応](TAC出版) (よくわかる簿記シリーズ)

 

 

【2級】


合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記 Ver.16.0 [新試験完全対応(ネット試験・統一試験)] (よくわかる簿記シリーズ)


合格トレーニング 日商簿記2級 商業簿記 Ver.16.0 [新試験完全対応(ネット試験・統一試験)] (よくわかる簿記シリーズ)


合格テキスト 日商簿記2級 工業簿記 Ver.9.1 [新試験完全対応(ネット試験・統一試験)] (よくわかる簿記シリーズ)


合格トレーニング 日商簿記2級 工業簿記 Ver.9.1 [新試験完全対応(ネット試験・統一試験)] (よくわかる簿記シリーズ)

 

(過去問を解く)

資格試験に合格するための鉄則。過去問を解く。付属の模擬試験の難易度がなかなか高く、本試験が簡単に思えます。

【3級】


ネット試験と第163回をあてるTAC予想模試+解き方テキスト 日商簿記3級 [TAC渾身の予想問題 統一試験4回分+ネット試験5回分](TAC出版)

 

【2級】


合格するための本試験問題集 日商簿記2級 2023年SS対策 [ネット試験・統一試験 完全対応](TAC出版) (よくわかる簿記シリーズ)

 

自分はケチなので資格取得のためのテキストをメルカリとかであさって安いものを買tたりします。経験上、発行された年が古すぎなければ、全然問題なく使えます。

 

<資格勉強で大事なこと>

資格取得の勉強の経験上、大切なことは以下のことだと思います。

(同じ目標を持つ仲間を作る)

勉強を始めた頃はモチベーションも高くやる気に満ち満ちていますが、その気持ちも少しずつ落ちてきます。テキストを開くのすら嫌になったりします。そんな時、やる気を支えてくれるのが同じ目標を持つ仲間だと思います。「こいつも勉強しているなら俺も!」そういう気持ちが学習するきっかけになります。短期合格を目指すなら費用はかかりますが、ライバルや仲間になる人がいる学校に通うのも一つ方法だと思います。

 

(計画を立てる)

試験日から逆算して毎日どのくらい勉強するのか計画することが大切です。大体のテキストには学習の計画日と実施日が書けるページがあります。すぐに学習に取り掛かるのではなくまず計画を立てるといいです。計画しているからそれをこなしていきたいと思い、ズボラな自分でもテキストを進めていくことができました。もちろん計画通りにはいかないこともあるので、計画が遅れたら無理のない範囲で計画を変更しましょう。

 

(早めに申し込みする)

簿記検定は約2ヶ月前から申し込みできます。早めに申し込みしましょう。過去問や模擬試験の成績が悪いと、試験を延期する恐れがあります。自分も2級受験の際に、工業簿記の進捗が悪く、受けるのを延期しようかと思いました。しかし、申込をすでにしていたため、受験料がもったいないから一応受けておこうと受けたところ、意外と余裕を持って受かることができました。

受験回避を防ぐためにも検定申し込みは早めにするのがいいでしょう。

 

(スキマ時間を上手く使う)

電車に乗っていて暇な時間を勉強にあてるのは結構効率がいいです。当時はテキストをよくチラ見したりしていましたが、今ではスタディングなどのスマホのアプリなどで問題を解いたり、講義を聞いたりすることもできます。ウェブ探せばただで問題を解くページも出てきます。

スキマ時間にスマホで過去問題を解いたり、試験問題や苦手な科目を繰り返し解くことで、効率的に学習することができると思います。