中年ひろゆきのブログ

保有資格:基本情報技術者 、OracleMasterSilver 、OracleMasterBronze、OracleJavaSilverSE8 、日商簿記2級、日商簿記3級

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四畳半神話大系を見て京都に行ってみる。

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記事を見ていただいきありがとうございます。
中年のおっさんのひろゆきです。

 

今回はアニメの『四畳半神話大系』に関わる場所を訪れるため京都へ行ってきました。

四畳半神話大系 (角川文庫)

 

今年2022年は森見登美彦さんの作品『四畳半タイムマシンブルース』が劇場版アニメとして公開されるそうです。『四畳半神話大系』で好きなキャラクターの小津や樋口師匠を違う形で観れるのは嬉しい限りです。今から公開が楽しみです。

四畳半タイムマシンブルース (角川書店単行本)

 

ちなみに今回の京都旅行も内容は大したことのないダラダラとした日記です。
暇な時にでも読んでみてください。

 

 

 

 

<京都に行ったきっかけ>

tyunenhiroyuki.hatenablog.com

以前日記にも書いたのですが、今年の2月に岐阜県養老天命反転地に行ってきました。私は関東に住むバカな人間のため天候のことを全く考えておらず、岐阜県に着いて初めて「そういえば、冬って雪降るんだったなあ。」と気付きました。

 

関東の平野部に住む私にとって、雪が降っても大して生活に支障がないと思い込んでいたため、養老天命反転地も開園しているだろうと考えていました。

 

そして実際に着いてみると、、、

 

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20センチは雪が積もっているだろうか。そんな状態で屋外の施設が開園してるはずもなく、誰もいない養老公園で私は途方に暮れました。しかも寒い。

 

しばらく考えたのち、「そうだ・京都、行こう」というJRが数十年前に考えたキャッチフレーズが頭に浮かび私は京都に行くことにしました。

 

 

 

<京都の思い出>

みなさんの京都はどんなものでしょう?

 

私は中学生の頃、修学旅行で京都を訪れたことがあります。

 

しかし、思い出といえばお土産屋でガラの悪い店員におもちゃの手錠をかけられ無理やり商品を買わされたり、クラスの班行動で他の同級生に撒かれたり、夜のホテルで自分以外の同級生がお土産屋で買ったポケットサイズのテトリス黙々とプレイするという面白くもなんともない時間を過ごしたという記憶です。

 

そこで今回、私は京都での時間を楽しくするためにはどうすればいいか考えました。

 

何か目的を持って探索するのがいい!!

 

そう思い京都を舞台にしたアニメ『四畳半神話大系』の聖地巡礼に行こう!と思いつたのです。第一話を観て舞台となった場所やセリフに出てきた場所を訪れてみることにしました。

 

 

<訪れた場所>

 

賀茂大橋

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やはり賀茂大橋でしょう。アニメの第一話で樋口師匠と待ち合わせた場所はここなのかと思いながら如意ヶ嶽の眺めていました。「今日は五山か。」と樋口師匠のセリフを呟いて次の場所へ。

 

鴨川デルタ

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高野川と賀茂川に挟まれた鴨川デルタです。地図で見ると女性の股間のように見えることを想像。

 

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明石さんが手酌でお酒を飲んでいたであろう場所。対岸までの距離は近いし確かに川も浅い。

 

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この日は平日の曇りということで人はほとんどいませんでしたが、休日の昼間はカップルや家族がたくさん。楽しそうにしている人たちにロケット花火を打ってはいけないのですね。はい、次は北に向かいます。

 

 

糺の森

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アニメでは屋台ラーメンが出没するという噂の糺の森

 

河合神社近くにあるこの石橋が主人公と明石さんが座ってラムネを飲んでいたと思われる場所。ここに主人公と明石さんが座っていたんだな。と私が石橋に腰をかけ川を眺めているとさっきまで誰もいなかったのに何故か人が集まってくる。

 

「何してるんですか?」と聞かれたらきちんと説明できる自信がない。「アニメの舞台を訪れているんです。」と言った時の人の反応が怖い。お願いだからあっち行ってくれ。

 

河合神社

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主人公と明石さんが話している時に鳥居から光が差していた場所。河合神社というかわいくなりたい女性に人気の場所だそうです。

 

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美麗祈願ということで女性だらけ。鏡絵馬にお化粧をして写真を撮っている女性がたくさんいました。

 

私は中年キモおっさんですがかわいくなりたいので男一人で絵馬を買い、女性だらけの場所で「かわいくなれ!」という願いを込めて絵馬を描き、奉納させていただきました。

 

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新世紀エヴァンゲリオン渚カヲルくんを描く、、、、なんか違う、、、カヲルくんじゃない。スポーツのできる女子みたいな顔になる。かわいくなるならまあいい。


さあ次、糺の森を北に進む。

 

相生社

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主人公がお参りしていたという縁結びの神様。お参りしている女性が多い。近くにいる私と縁結びということはないのでしょうか。「す、すみません。ぼ、僕とかど、どうです?」と言ったら京都市の条例に引っかかるでしょうか。間違いなく神様のバチは当たるでしょう。

 

次、西南に向かう。

 

京都大学

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歩いて2キロ弱。京都大学のシンボルである時計台。大学の近くに行くと不審者に思われないか心配になるのは私だけでしょうか。不審者に思われたくないという気持ちだけで「今年、京都大受験しようかな。」と考える。

さあ次、南に向かう

 

近衛通り

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主人公が直截に物を言いすぎて女の子に泣かれたという近衛通り。特に何もなし!

 

次、西にある鴨川へ行き、鴨川を南に下る。

 

 

木屋町通

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毎回主人公が怪しげな老婆に出会う木屋町通り。南北に2.8キロの道路ですが、北の方は料亭が多いです。この近くには沖縄料理店「赤ひげ」があり、主人公と小津が食事していた店だったのではないかと思う。残念ながら入ってはいない。ていうかこの辺りの店は道路から店内が見づらく入りにくい。

 

高瀬川

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木屋町通をさらに南に進み、二条通りを渡ると喫茶店やスナック、ラブホテルなどが目につくようになる。そして木屋町通りが高瀬川に面するようになります。

 

確かに浅い。これが城ヶ崎氏が作成した自主映画と同じくらい底の浅い高瀬川か!!

 

川を眺めてると「お前の人生も同じくらい浅いよ!!」と言われているようで虚しい気持ちになる。

 

次は西、三条駅の方に向かう。

 

高山彦九郎

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アニメ第1話で主人公が恋の邪魔者としての回想でシーン登場した像。高山彦九郎像。

 

土下座しているように見えるけど、高山彦九郎皇居望拝趾ということで土下座でないそうです。京都御所を見て拝んでいるとのこと。

 

いろんな角度から写真を撮っていると近くにいたサッカー少年に怯えられる。(すまん。)

 

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適当にGIF動画つくってみる。

 

次、南に向かう。



安井金比羅宮

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第一話「安井金比羅宮もかくやとサークル内に張り巡らされた赤い糸を切って切ってき切りまくった。」というセリフにある安井金比羅宮安井金比羅宮は悪縁を切り、良縁を結ぶ神社です。

 

中でも目立つのがこのお札が大量に貼られた石。海外の犬みたいに見えますが、これは縁切り縁結び碑なのです。参拝客が形代(かたしろ)というお札に願い事を書いて手に持ち、縁切り縁結び碑の穴を奥へ向かってくぐる、そして奥からまたくぐって戻ってくる、そして最後にお札を碑に貼る。

 

京都最強の縁切り縁結び神社だそうで、多く参拝客が訪れていました。

 

感染症が蔓延しているということもあり、地面を這ってまでくぐる人はあまりいないのだろうなと思っていまいたが、多くの女性の方々が行列をつくって躊躇することなくガンガンくぐってました。。。

 

さあ次行きます。北東の蹴上に向かう。

 

 

蹴上インクライン

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最後は蹴上のインクラインです。春には桜が舞う観光スポットですが、訪れたのが2月ということで人はほとんどいませんでした。

第1話には出てきませんが第3話の自転車サークルの話でよく出てくる場所。

 

インクラインてなんだ?という疑問も琵琶湖疏水記念館を訪れればわかる。しかし、当時琵琶湖疏水の土木工事の責任者が23歳の田辺朔郎という学生だったとは、、、なんの取り柄もないおっさんの心を今でも傷つけているぞ!!私も人の役に立ちたい。。。

 

桜が咲く頃にまた訪れよう。

 

 

<感想>

「目的を持って街を探索するのって、た、た、楽しい。」

 

私は不幸な中学生時代の修学旅行を恨んでいました。しかし、いささか疑問です。いったい日本人の何割が充実した修学旅行を経験しているでしょう?

 

学校で決められた修学旅行先について生徒たちは色々と調べさせられ、特に興味もないけど行ってみる。

 

知識や人生経験の浅い学生が修学旅行に行ったところで街を探索する楽しさや喜びは本当に味わえうのでしょうか?

 

私が学生時代最も楽しかった思い出は、それは毎週近所のTSUTAYAに行ってビデオ5本を1,000円で借りることでした。(なんのビデオかは想像にお任せします。)

 

「5本のうち3本は鉄板、2本はギャルにしてみよう。」とか

「今日は5本全部冒険してみようかな。」とか

「とんでもない1本を見つけてしまったから、他は適当に選んで早く帰ろう!」とか

数あるビデオの中から自分好みの作品を探索し、見つける喜びに溢れていました。

 

近年、感染症の影響で修学旅行を中止にせざるを得ない学校があるそうです。一生に一度、同級生と共に旅行をする機会を逸してしまうのは本当に残念なことだと思います。

 

しかし、私は主張します。修学旅行なんかよりも自分の興味のあることを探したり調べている方が何倍も楽しいと。TSUTAYAのアダルトコーナーで友達と「ああでもない、こうでもない」と悩んでいる方が、大して気の合わない仲も良くない同級生と旅行すよりも何倍も楽しいのです。

 

これからも興味のあることを調べたり追い求める人生を送ろうと思います。興味のないことはしない!

 

以上!